【防災力:5】ライオンズマンション大泉学園第7
「東南海トラフ地震」「首都直下地震」等の大地震や、千年に一度といわれるような「スーパー台風」「線状降水帯豪雨」等の大水害に遭遇しても、家族の”命”と”財産”を守ることができる不動産なのか否かを不動産鑑定士(兼防災士)が簡易評価します。
災害に強い不動産は資産性も保たれます。
※建物が壊れたら資産性どころの話ではないので。
物件名 ライオンズマンション大泉学園第7
1.大地震が発生しても安全か
| 対地震 | Level 4/5 (大きなリスクなし) |
| 地盤ハザード | [3/5]「液状化」に該当 |
| 地盤増幅率 | [4/5]良好 |
| ボーリング | [4/5]浅いうちに固い地層 |
| 建物 | [4/5]シンプルな形状 |
| 【対地震の評価】 [地盤] ●表層地盤増幅率が良好な台地に位置し、ボーリング調査でも、浅いうちに固い地層となることが推察されるので、地盤に深刻な問題はないと判断します。 〔建物〕 ●概ねシンプルな形状なので、建物自体に大きな損壊リスクはないでしょう。 〔対地震総評〕 ●地盤に深刻な問題はないと推察される場所に建つ、シンプルな形状の建物なので、地震の際に大きな被害が生じる可能性は低いと判断します。 |
[所在地] 〒178-0062 東京都練馬区大泉町6丁目13−10
標高・地形
| 標高 | 約39m~40m |
| 地形 | 台地(一部、台地斜面) |
●「台地斜面」は、人工的に地盤改変を行っていることが多く、盛土や切土が混在し、地盤の良否を外形的に判断するのが難しい地形です。

※ [国土地理院地図] → [土地の成り立ち・土地利用] → [土地条件図]
地盤ハザード(災害危険)エリア
| 液状化 | 液状化の可能性がある地域 |
| 沖積層 | 該当なし |
| 埋没谷 | 該当なし |
| 急傾斜等 | 該当なし |
●東京都建設局が公開している「東京の液状化予測図」では、「液状化の可能性がある地域」に含まれます。

※ 東京都建設局 → [東京の液状化予測図]
表層地盤増幅率
| 表層地盤増幅率 | 1.42 |
●良好な(低い)数値であり、地震時の揺れを小さく抑えられる可能性が高い場所です。
※地盤増幅率が”1.8”以上だと地盤が弱い(揺れやすい)とされます。推奨レベルは”1.6”以下です。

※ [J-SHIS Map(提供:防災科学技術研究所)] → [表層地盤]
【参照】高台立地が原則だが、高台でもダメな場所がある(J-SHIS Mapの見方)
近隣のボーリング調査
●敷地内に公開されたボーリング調査地点はありません。
●南西方で近接する調査地点では、
▼深度6mでN値30を超えます。
▼深度8m過ぎにN値9の地層が挟まりますが、深度10mにはN値30を超え、深度23mほどまでN値30~50の地層が続きます。
▼ただ、深度24m~25mほどにN値7~8の地層が入ります。
▼支持層の深さは26m余りのようです。
▼浅い部分に砂質の地層はみられず、液状化の可能性は大きくないと考えます。
●深度20m過ぎに柔らかい地層が挟まるのは少し心配ですが、浅いうちに固い地層となるので、地盤に深刻な問題はないと判断します。
※地層は、数メートル離れただけで大きく変わることがあるので、購入の際には、当該地の地盤調査報告書を取り寄せましょう。
建物
| 築年 | 1999年12月竣工 |
| 構造 | SRC造地上12階建 |
| 施工会社 | 三平建設 |
| その他 | - |
●概ねシンプルな形状なので、建物自体に大きな損壊リスクはないでしょう。
2.1000年に一度の大水害が発生しても安全か
| 対水害 | Level 4/5 (大きな浸水リスクなし) |
| 標高 | 約39m~40m |
| 地形 | 台地 |
| 浸水深 | [河川氾濫等]約0.2m |
| 【対水害の評価】 [標高・地形] ●標高約39m~40mの台地に位置します。 ●赤線で表示される「白子川が氾濫した場合の浸水区域」に近接しています。 〔浸水深〕 ●敷地の一部に約0.2mの浸水可能性が指摘されています。 〔対水害総評〕 ●台地に位置し、浸水可能性の指摘が僅かなので、大きな浸水リスクはないと判断します。 ●白子川の氾濫浸水区域が近接しているため、想定を超える大雨が降った場合には、浸水被害が拡大する可能性のある立地です。 |

※ [東京都建設局 浸水予想区域図] → [浸水リスク検索サービス]
3.その他の災害リスク
| その他 | Level 5/5 (特段の災害リスクなし) |
| 接道状況 | 良好(接面道路幅員約25m) |
| 系統連続性 | 良好 |
| 地域危険度 | 比較的安全 |
| その他 | - |
接面道路
●北側都道(幅員約25m)、西側区道(幅員約5m~6m)、南東側区道(幅員約5.2m~6m)の3本の道路に接面する3方路地です。
●目白通り(都道)に接面しているので、系統連続性は良好です。
●接道状況及び系統連続性は良好であり、火災時の災害リスクは低いです。
地域危険度調査
●東京都の「地震に関する地域危険度測定調査」によると、「大泉町6丁目」の地域危険度は“2”(※)であり、災害に比較的強い地域であるとされています。

※地域危険度は、5段階評価で1が最も安全であることを示しています。
周辺環境他
●「警視庁犯罪情報マップ」の「全刑法犯発生数2025年累計」を見ると、大泉町6丁目は10件となっており、治安は“5段階で1番安全なレベル”です。
4.本マンションの総合評価
| 総合 | Level 5/5 |
| [対地震] | Level 4/5 (大きなリスクなし) |
| [対水害] | Level 4/5 (大きな浸水リスクなし) |
| [その他] | Level 5/5 (特段の災害リスクなし) |
【地震リスク】
地盤に深刻な問題はないと推察される場所に建つ、シンプルな形状の建物なので、地震の際に大きな被害が生じる可能性は低いと判断します。
【水害リスク】
台地に位置し、浸水可能性の指摘が僅かなので、大きな浸水リスクはないと判断します。
【その他リスク】
特段の災害リスクなし
⇒これらを総合的に勘案し、防災力を“レベル5”とします。
(5段階評価で5が最も安全)
≪注意事項≫
1. 本件評価は、不動産鑑定評価の手法に則ったものではありません。公開された情報のみを根拠とした「簡易評価」であり、実際に購入の判断をする際には、より詳細な調査が必要となります。
2. 本件評価の「リスク評価」は相対的なものです。防災上、“絶対に安全”といえる立地はありません。
3. 本件評価により損害や紛争が発生した場合でも、当社は責任を負いません。
《評価時点》2026年3月
