【防災力:4】イオシスガーデン

「東南海トラフ地震」「首都直下地震」等の大地震や、千年に一度といわれるような「スーパー台風」「線状降水帯豪雨」等の大水害等に遭遇しても、家族のと”財産を守ることのできる可能性が高い不動産であるか否かを簡易評価します。
災害に強い不動産は資産性も保たれます。
※建物が壊れたら資産性どころの話ではないので。

物件名 イオシスガーデン

[所在地] 〒140-0014 東京都品川区大井6丁目21−1

防災力 Level 4
地盤 []谷底低地だが、表層地盤増幅率は標準レベル
浸水 []川筋に掛かっている
建物 []2002年竣工のRC造地下1階地上10階建
火災 []接道状況及び系統連続性は良好
※5段階評価で5が最も安全(判断基準はこちら)

 標高・地形

標高約6m~9mの谷底低地です。

※ [国土地理院地図] → [土地の成り立ち・土地利用] → [土地条件図]

 表層地盤増幅率

対象地付近における、表層地盤(地表近くの地層)の地震時の揺れの大きさを示す地盤増幅率は”1.58”となっています。
都区内の武蔵野台地エリアでは標準的な数値であり、地震時の揺れが小さく抑えられる可能性のある場所です。
※地盤増幅率が”1.8”以上だと、地盤が弱い(揺れやすい)とされます。推奨レベルは”1.6”未満です。

※ [J-SHIS Map(提供:防災科学技術研究所)] → [表層地盤]

【参照】高台立地が原則だが、高台でもダメな場所がある(J-SHIS Mapの見方)

近隣のボーリング調査

敷地内に公開されたボーリング調査地点はありません。
南西方にある対象地と同地形(谷底低地)のボーリング調査地点の柱状図では、深度4mほどで固い地層となります。その下も、N値”30”を切る層が多少混ざりますが、当該地点の地盤は、総じて良好と判断します。

浸水リスク

敷地の一部に約0.5mの浸水可能性が指摘されています。
周辺の標高をみても、敷地の南側辺りが谷のようになっており、その谷筋が敷地の北西方から南東方向に繋がっており、昔の川筋であることが窺えます。
予想外の大雨の際には、ハザードマップの想定を超えて浸水する可能性も考えられます。

※ [東京都建設局 浸水予想区域図] → [浸水リスク検索サービス]

 建物

2002年1月に竣工したどっしりとした形状のRC造建物(地下1階地上10階建)です。施工会社は、スーパーゼネコンの「大林組」です。
大地震時の損壊リスクは低いものと判断します。

 接面道路

西側(幅員約15m)で都道に接面している中間画地です。南側にも通路があり、角地に近い接道状況です。都道沿いなので、系統連続性は「良好」です。
接道状況及び系統連続性に問題はなく、火災時の災害リスクは低いと判断します。

地域危険度調査

東京都の「地震に関する地域危険度測定調査(第9回:令和4年9月公表)」によると、「大井6丁目」の地域危険度は”2”(※)となっており、災害に対して比較的強い地域であるとされています。
※地域危険度は、5段階評価で”1”が最も安全であることを示しています。

周辺環境他

「警視庁犯罪情報マップ」の「全刑法犯発生数2022年累計」を見ると、大井6丁目は5件となっており、治安は“5段階で1番安全なレベル”となっています。

 本マンションの総評

谷底低地に存しますが、表層地盤増幅率は悪くなく、近隣のボーリング調査結果も問題ないので、地盤リスクは小さいと考えます。
敷地の一部は昔の川筋に掛かっていますので、想定を超える浸水はあり得ます。
スーパーゼネコンが施工した2002年竣工のRC造建物であり、建物自体の損壊リスクは低いと判断します。
接道状況及び系統連続性に問題はなく、火災時の災害リスクは低いでしょう。

谷底低地に存しますが、表層地盤増幅率は悪くなく、近隣のボーリング調査結果も問題ないので、地盤リスクは小さいでしょう。建物自体の損壊リスク、火災リスクも低いですが、敷地の一部が昔の川筋に掛かっているので、浸水リスクは無視できません。防災力を“レベル4”とします。(5段階評価で5が最も安全)

≪注意事項≫
1. 本件評価は、不動産鑑定評価の手法に則ったものではありません。公開された情報のみを根拠とした「簡易評価」であり、実際に購入の判断をする際には、より詳細な調査が必要となります。
2. 本件評価の「リスク評価」は相対的なものです。防災上、“絶対に安全”といえる立地はありません。
3. 本件評価により損害や紛争が発生した場合でも、当社は責任を負いません。