【防災力:5】市谷逢坂テラス

「東南海トラフ地震」「首都直下地震」等の大地震や、千年に一度といわれるような「スーパー台風」「線状降水帯豪雨」等の大水害等に遭遇しても、家族のと”財産を守れる可能性が高い不動産であるか否かを簡易評価します。
災害に強い不動産は資産性も保たれます。
※建物が壊れたら資産性どころの話ではないので。

物件名 市谷逢坂テラス




[所在地] 〒162-0828 東京都新宿区袋町25−25

防災力 Level 5
地盤 []表層地盤増幅率が良好な台地
浸水 []浸水可能性の指摘なし
建物 []2006年2月に竣工した低層RC造建物
火災 []系統連続性は比較的良好
※5段階評価で5が最も安全(判断基準はこちら)

 標高・地形

標高26m~28mほどの「台地」です。
「液状化」「埋没谷」等の地盤ハザードエリアに該当しません。
袋町の台地付近は、1923年の関東大震災の際、推定震度が「5弱」と比較的揺れが抑えられた場所だったと推定されています。(参考資料:武村雅之名古屋大学教授「1923年関東地震による東京都中心部(旧15区内)の詳細震度分布と表層地盤構造」)

※ [国土地理院地図] → [土地の成り立ち・土地利用] → [土地条件図]

 表層地盤増幅率

表層地盤の地震時の揺れの大きさを示す地盤増幅率は”1.36”です。
都区内で優良レベルであり、地震の際の揺れが小さくなる可能性が高い場所です。
※地盤増幅率が”1.8”以上だと地盤が弱い(揺れやすい)とされます。推奨レベルは”1.6”以下です。

※ [J-SHIS Map(提供:防災科学技術研究所)] → [表層地盤]

【参照】高台立地が原則だが、高台でもダメな場所がある(J-SHIS Mapの見方)

近隣のボーリング調査

敷地内に公開されたボーリング調査地点はありません。
西方の対象地と同地形(台地)にあるボーリング調査地点の柱状図では、深度21m超まで支持層となるような固い地層が表出しません。
当該地点はマンション用地として良い地盤とは言えませんが、地震時に揺れが大きくなるリスクを感じるほどの柔らかい地層でもありません。
※地層は、数メートル離れただけで大きく変わることがあるので、購入の際には、対象地の地盤調査報告書を取り寄せましょう。

浸水リスク

浸水可能性は指摘されていません。

※ [東京都建設局 浸水予想区域図] → [浸水リスク検索サービス]

 建物

2006年2月に竣工した低層RC造建物(地下1階地上5階建)です。施工会社は、マンション建設を多く手掛ける「前田建設工業」です。建物損壊リスクは低いでしょう。

 接面道路

南西側(幅員約5.5m)、南東側(幅員約3.8m~4m)、北東側(幅員約4.3m)の3本の区道に接面する3方路地です。
南方の外堀通りからのアクセスは一方通行となっていること、接面道路も対向一車線が整備されるような道路ではないので、系統連続性は比較的良好とします。
接道状況及び系統連続性に問題はないので、火災時の災害リスクは低いと判断します。

地域危険度調査

東京都の「地震に関する地域危険度測定調査」によると、「袋町」の地域危険度は“3”(※)となっており、災害リスクがそれなりにある地域であるとされています。
※地域危険度は、5段階評価で1が最も安全であることを示しています。

周辺環境他

「警視庁犯罪情報マップ」の「全刑法犯発生数2022年累計」を見ると、袋町は1件となっており、治安は“5段階で1番安全なレベル”となっています。

 本マンションの総評

表層地盤増幅率が良好な台地です。
近隣のボーリング調査結果はあまり良くありませんが、リスクを感じるほどではありません。
浸水可能性は指摘されていません。
2006年に竣工した低層RC造建物であり、建物損壊リスクは低いと判断します。
接道状況及び系統連続性に問題はないので、火災時の災害リスクは低いと判断します。

表層地盤増幅率が良好な台地に建つ低層RC造建物なので、建物損壊リスクは低いでしょう。浸水リスク及び火災リスクも低いので、防災力を“レベル5”とします。(5段階評価で5が最も安全)

≪注意事項≫
1. 本件評価は、不動産鑑定評価の手法に則ったものではありません。公開された情報のみを根拠とした「簡易評価」であり、実際に購入の判断をする際には、より詳細な調査が必要となります。
2. 本件評価の「リスク評価」は相対的なものです。防災上、“絶対に安全”といえる立地はありません。
3. 本件評価により損害や紛争が発生した場合でも、当社は責任を負いません。=”101″ />