【防災力:5】本郷パークハウス ザ プレミアフォート

「東南海トラフ地震」「首都直下地震」等の大地震や、千年に一度といわれるような「スーパー台風」「線状降水帯豪雨」等の大水害等に遭遇しても、家族の”命”と”財産”を守ることのできる可能性が高い不動産であるか否かを簡易評価します。
災害に強い不動産は資産性も保たれます。
※建物が壊れたら資産性どころの話ではないので。

物件名 本郷パークハウス ザ プレミアフォート


[所在地] 〒113-0033 東京都文京区本郷1丁目30−27

防災力 Level 5
地盤 []表層地盤増幅率に問題のない台地
浸水 []浸水可能性の指摘なし
建物 []少し複雑な形状
火災 []系統連続性は普通
※5段階評価で5が最も安全(判断基準はこちら)

 標高・地形

標高19m~20mほどの台地に位置しています。
台地の端に近く、西に向かって多少下り傾斜しており、敷地の西側が少し低くなっています。
「液状化」「埋没谷」等の地盤ハザードエリアに該当しません。

※ [国土地理院地図] → [土地の成り立ち・土地利用] → [土地条件図]

 表層地盤増幅率

表層地盤における地震時の揺れの大きさを示す地盤増幅率は”1.5”です。
都区内では低い方の数値であり、地震の際の揺れが小さく抑えられる可能性が高い場所です。
※地盤増幅率が”1.8”以上だと地盤が弱い(揺れやすい)とされます。推奨レベルは”1.6”以下です。

※ [J-SHIS Map(提供:防災科学技術研究所)] → [表層地盤]

【参照】高台立地が原則だが、高台でもダメな場所がある(J-SHIS Mapの見方)

近隣のボーリング調査

敷地内に公開されたボーリング調査地点はありません。
東方隣地にある調査地点の柱状図では、
深度9m過ぎまでN値3ほどの柔らかい地層が続きます。
その後、N値30超となりますが、支持層の深さは推定できません。
少し離れた調査地点を参考までに見ると、支持層に到達するのが深度39mを超えるようです。
良い地盤とはいえませんが、大きな地盤リスクはないものと判断します
※地層は、数メートル離れただけで大きく変わることがあるので、購入の際には、当該地の地盤調査報告書を取り寄せましょう。

浸水リスク

浸水可能性は指摘されていません。

※ [東京都建設局 浸水予想区域図] → [浸水リスク検索サービス]

 建物

2008年8月竣工のRC造地下1階地上14階建です。施工会社は、中堅ゼネコンの「銭高組」です。
建物は、上から見るとCの字のような形をしていますが、全体的にはどっしりとした形状なので、建物損壊リスクは低いと判断します。

 接面道路

東側区道(幅員約5.8m~6.6m)、北側私道の2本の道路と接面している2方路地です。
北方の春日通り(国道254号線)へのアクセスは容易ですが、接面区道は一方通行路なので、系統連続性は普通とします。
接道状況及び系統連続性に問題はなく、火災時の災害リスクは低いと判断します。

地域危険度調査

東京都の「地震に関する地域危険度測定調査」によると、「本郷1丁目」の地域危険度は“1”(※)となっており、災害に強い地域であるとされています。
※地域危険度は、5段階評価で1が最も安全であることを示しています。

周辺環境他

「警視庁犯罪情報マップ」の「全刑法犯発生数2023年累計」を見ると、本郷1丁目は33件となっており、治安は“5段階で3番目のレベル”となっています。

 本マンションの総評

表層地盤増幅率に問題のない台地です。
近隣のボーリング調査から大きな地盤リスクの兆候は見出せませんでした。
浸水可能性は指摘されていません。
概ねシンプルな形状の建物であり、建物損壊リスクは低いと判断します。
接道状況及び系統連続性に問題はなく、火災時の災害リスクは低いと判断します。

表層地盤増幅率に問題のない台地に位置し、近隣のボーリング調査からも深刻なリスクの兆候は見出せませんでしたので、大きな地盤リスクはないと判断します。その他のリスクも低いため、防災力を“レベル5”とします。(5段階評価で5が最も安全)

≪注意事項≫
1. 本件評価は、不動産鑑定評価の手法に則ったものではありません。公開された情報のみを根拠とした「簡易評価」であり、実際に購入の判断をする際には、より詳細な調査が必要となります。
2. 本件評価の「リスク評価」は相対的なものです。防災上、“絶対に安全”といえる立地はありません。
3. 本件評価により損害や紛争が発生した場合でも、当社は責任を負いません。