曙橋(新宿)に住むことをお勧めする5つの理由
東京都新宿区の曙橋(という地名はないのですが)周辺に住んで十数年、生まれ育った地元民ではないですが、子供を3人この街で育てた(一人はまだ子育て中)経験から、この街をお勧めしたいと思います。 久し振りにあった友人に「どこに住んでるの?」と聞かれ、「新宿の曙橋」と答えると、「新宿って人が住めるのかよ。」と言われることがあるのですが、なかなかどうして、ここ曙橋は、繁華街の“新宿”や“歌舞伎町”から徒歩圏でありながら、治安もよく、商店街もあるなど、街のまとまりもよく、非常に暮らしやすい街なのです。 その理由は、沢山ありますが、災害に強い高台の立地が付近に多いこと等、特にここ曙橋に住んで良かったと思える上位5つの理由をご紹介します。 |
1.治安の面 |
この図は、警視庁が公開している「犯罪情報マップ」のキャプチャーで、昨年度の全刑法犯の犯罪発生数を表したものです。 |
2.医療の面 |
ここ曙橋は、大江戸線の若松河田駅ができる前は『東京女子医大病院』の最寄駅でした。あけぼのばし商店街を北に通り抜けると『東京女子医大病院』がありますし、その先、北西方に進めば、『国立国際医療センター』があります。また、南方にも、『慶応大学病院』があります。『国立国際医療センター』も『慶応大学病院』も、曙橋駅から直線で1.2㎞以内です。 私の娘も小さい頃は身体が弱かったので、夜中に『東京女子医大病院』におんぶして駆け込んだり、救急で『国立国際医療センター』に運び込まれたこともありました。ちょっとした風邪などでしたら大きな病院は必要ありませんが、命の危険を感じるような事故にあったり症状が出たときには、近くに大きな病院があることが本当に心強かったです。 曙橋周辺は、子供に万が一のことがあった場合でも、“安心できる”施設が周辺に多くあります。 |
3.買物利便性の面 |
曙橋駅の周辺には、居住人口が増加するに伴い、スーパーマーケットがあちこちにできました。「まいばすけっと」も、曙橋駅徒歩圏でも数店舗ありますし、生鮮食料品の買物には困らないと思います。 |
4.防災の面 |
曙橋駅付近の「市谷仲之町」には、『新宿区防災センター』(上の画像)があります。この防災センターは、新宿区役所が被災して機能が停止した場合のバックアップ機能も担っており、本センターは周辺住民のために存在する訳ではないですが、近くにあるのは安心です。 また、曙橋駅から歩いてすぐのところに『防衛省』や『警視庁第五機動隊』もあります。これらも、周辺住民がおいそれと活用できる施設ではありませんが、いざというときに、近所にあるというのは安心感があります。 避難所となっている近所の小学校を拠点に、周辺町会が防災について活動しており、「避難所開設キット」を早期に導入したり、周辺の学校と広域的な避難所運営を模索しています。役所に言われるまま惰性で訓練をしている避難所もあると聞くので、そのような地域と比較すれば、住民の意識も高く、安心な場所だと感じます。 |
5.コストパフォーマンスの面 |
上画像は、国土地理院地図のキャプチャです。赤丸が曙橋駅の位置です。色は標高を表していて、黄色は標高15m以上、オレンジは標高20m以上、青っぽい色は標高25m以上、黒っぽい色が標高30m以上です。 これを見ていただくと、曙橋駅自体は谷地ですが、周辺に標高30m以上の高台が拡がっているのが分かると思います。 市ヶ谷駅も高台がありますが、相場が桁違いに高くなる千代田区が多くなります。九段下駅も靖国神社の方に上ると高台ですが、千代田区であること以上に(高台の)物件数が少ないです。九段下駅より東の駅は、そもそも低地であり、地盤も悪く、水害や地震の際の心配が大きくなります。 |
以上、主に「安心安全」にスポットを当てて『曙橋』をご紹介してきました。
この周辺の小学校は、学力テスト等でも新宿区の平均を上回っていることが多いと聞きますし、品の良い子供が多い印象です。中学校の先生から「おとなしい」「もうちょっと元気でもいい」と言われたりもしましたが。
自転車に乗れば、新宿御苑や戸山公園は勿論のこと、私などは北の丸公園などにも行ってしまいます。神宮外苑も自転車だとすぐです。歩いてすぐに大きな公園、という環境ではないですが、土日に子供と遊ぶには困らないくらいの選択肢はあります。
(そもそもどこに出掛けるにも便利な場所ですし。)
都心部でありながら、災害の際の不安の少ない“高台”立地で、安心安全な子育てのできる『曙橋』、お勧めです!!