【防災力:4】シティテラス西荻窪

「東南海トラフ地震」「首都直下地震」等の大地震や、千年に一度といわれるような「スーパー台風」「線状降水帯豪雨」等の大水害等に遭遇しても、家族のと”財産を守ることのできる可能性が高い不動産であるか否かを簡易評価します。
災害に強い不動産は資産性も保たれます。
※建物が壊れたら資産性どころの話ではないので。

物件名 シティテラス西荻窪

[所在地] 〒168-0081 東京都杉並区宮前3丁目31−17

防災力 Level 4
地盤 []「凹地」ですが、表層地盤増幅率は比較的良好
浸水 []昔の川筋で、最大1mほどの浸水可能性
建物 []2013年竣工の低層RC造建物
火災 []系統連続性は普通
※5段階評価で5が最も安全(判断基準はこちら)

 標高・地形

標高は約47mです。敷地の場所の地形は、南北に広がる台地の川筋に当たる「凹地」です。

※ [国土地理院地図] → [土地の成り立ち・土地利用] → [土地条件図]

 表層地盤増幅率

対象地付近における、表層地盤(地表近くの地層)の地震時の揺れの大きさを示す地盤増幅率は”1.53”となっています。
都区内では比較的低い方の数値であり、地震の際の揺れが小さく抑えられる可能性がある場所です。
※地盤増幅率が”1.8”以上だと地盤が弱い(揺れやすい)とされます。推奨レベルは”1.6”以下です。

※ [J-SHIS Map(提供:防災科学技術研究所)] → [表層地盤]

【参照】高台立地が原則だが、高台でもダメな場所がある(J-SHIS Mapの見方)

近隣のボーリング調査

敷地内及び近隣の対象地と同様の「凹地」にあるボーリング調査地点はありません。
※参照できるボーリング調査結果が公開された場合には、地盤リスクの評価を見直す可能性があります。

浸水リスク

最大1mほどの浸水可能性が指摘されています。昔、この地を流れていた「松庵川」の川筋に当たります。
凹地は、国土地理院地図の凡例で「台地・段丘や扇状地などの表面に形成された浅い流路跡や侵食谷。豪雨時に地表水が集中しやすい。」とされる場所です。予想外の大雨の際には、ハザードマップの想定を超える可能性も考えられます。

※ [東京都建設局 浸水予想区域図] → [浸水リスク検索サービス]

 建物

2013年竣工の低層RC造建物(地下1階地上4階建)で安心感があります。
施工会社は、マンション建設を多く手掛ける「奥村組」です。大地震の際の損壊リスクは低いものと判断します。

 接面道路

北東側接面区道は幅員約6.5mです。西側・南側区道も必要十分な幅員があります。周辺にも特に細街路が広がっているということもないですが、北東側道路及び南側道路は一方通行であることから、系統連続性は普通と判断します。
接道状況及び系統連続性に問題はなく、火災時の災害リスクは低いでしょう。

地域危険度調査

東京都の「地震に関する地域危険度測定調査(第9回)(令和4年9月公表)」によると、「宮前3丁目」の地域危険度は“2”(※)となっており、災害に対して比較的安全な地域であるとされています。
※地域危険度は、5段階評価で1が最も安全であることを示しています。

周辺環境他

「警視庁犯罪情報マップ」の「全刑法犯発生数2022年累計」を見ると、宮前3丁目は3件となっており、治安は“5段階で1番安全なレベル”となっています。

 本マンションの総評

「凹地」ですが、表層地盤は悪くありません。
1mほどの浸水可能性が指摘されています。
2013年竣工の低層RC造建物であり、大地震の際でも損壊リスクは低いと判断します。
三方路いずれも必要十分な幅員があり、火災時の災害リスクは低いと判断します。

「凹地」ですが、表層地盤増幅率の数値は悪くない場所に建つ低層RC造建物であることから建物の損壊リスクは低いと判断します。火災リスクも低いですが、浸水リスクは顕在なので、防災力を“レベル4”とします。(5段階評価で5が最も安全)

≪注意事項≫
1. 本件評価は、不動産鑑定評価の手法に則ったものではありません。公開された情報のみを根拠とした「簡易評価」であり、実際に購入の判断をする際には、より詳細な調査が必要となります。
2. 本件評価の「リスク評価」は相対的なものです。防災上、“絶対に安全”といえる立地はありません。
3. 本件評価により損害や紛争が発生した場合でも、当社は責任を負いません。