【防災力:5】中野南台パークホームズ

「東南海トラフ地震」「首都直下地震」等の大地震や、千年に一度といわれるような「スーパー台風」「線状降水帯豪雨」等の大水害等に遭遇しても、家族のと”財産を守ることのできる可能性が高い不動産であるか否かを簡易評価します。
災害に強い不動産は資産性も保たれます。
※建物が壊れたら資産性どころの話ではないので。

物件名 中野南台パークホームズ

[所在地] 〒164-0014 東京都中野区南台3丁目6−22

防災力 Level 5
地盤 []近隣のボーリング調査結果に問題なし
浸水 []浸水可能性の指摘なし
建物 []2002年竣工のRC造地下1階地上18階建
火災 []接道状況及び系統連続性は良好
※5段階評価で5が最も安全(判断基準はこちら)

 標高・地形

標高37m超の台地に存します。
対象地は、12万年前~16万年前に作られたという「埋没谷(東京層下部基底面)」の範囲に該当しますので、大地震の際の揺れが大きくなる可能性があります。

※ [国土地理院地図] → [土地の成り立ち・土地利用] → [土地条件図]

【参照】地下に「埋没谷」があると、何が悪いのか?

 表層地盤増幅率

対表層地盤の地震時の揺れの大きさを示す地盤増幅率は”1.7”です。
都区内の武蔵野台地エリアではやや高い数値であり、地震の際の揺れが比較的大きくなる可能性がある場所です。
※地盤増幅率が”1.8”以上だと地盤が弱い(揺れやすい)とされます。推奨レベルは”1.6”以下です。

※ [J-SHIS Map(提供:防災科学技術研究所)] → [表層地盤]

【参照】高台立地が原則だが、高台でもダメな場所がある(J-SHIS Mapの見方)

近隣のボーリング調査

敷地内に公開されたボーリング調査地点はありません。
近隣にある対象地と同地形(台地)の複数のボーリング調査地点の柱状図では、浅い部分からN値5を超える地層が続き、都区内の台地上として平均以上の地盤であると推察されます。
※地層は、数メートル離れただけで大きく変わることがあるので、購入の際には、対象地の地盤調査報告書を取り寄せましょう。

浸水リスク

浸水可能性は指摘されていません。

※ [東京都建設局 浸水予想区域図] → [浸水リスク検索サービス]

 建物

2002年竣工のRC造地下1階地上18階建です。形状は、少し細長いですがリスクを感じるほどではありません。施工会社は、準大手ゼネコンの「安藤ハザマ」です。
建物損壊リスクは低いものと判断します。

 接面道路

接面道路の都道は、2本とも幅員15mほどと、接道状況及び系統連続性は良好であり、火災の災害リスクは低いと判断します。

地域危険度調査

東京都の「地震に関する地域危険度測定調査」によると、「南台3丁目」の地域危険度は“3”(※)となっており、災害リスクがそれなりにある地域であるとされています。
※地域危険度は、5段階評価で1が最も安全であることを示しています。

周辺環境他

「警視庁犯罪情報マップ」の「全刑法犯発生数2022年累計」を見ると、南台3丁目は31件となっており、治安は“5段階で3番目のレベル”となっています。
交通量の多い都道の交差点に面していることから、気管支や肺に病気を持つお子さんがいるファミリーにはお勧めできません。

【参照】幹線道路沿いの物件を勧めない理由

 本マンションの総評

台地ですが、表層地盤増幅率はやや高めで、埋没谷の範囲に該当します。
近隣のボーリング調査結果は悪くないので、地盤リスクはさほど大きなものではないと判断します。
浸水可能性は指摘されていません。
2002年竣工のRC造建物であり、建物自体の損壊リスクは低いと判断します。
都道と接面しており、火災時の災害リスクは低いと判断します。

埋没谷エリアで、表層地盤増幅率の数値もやや高めですが、近隣のボーリング調査結果は悪くないので、地盤リスクはさほど大きなものではないと判断します。その他のリスクも低いので、防災力を“レベル5”とします。(5段階評価で5が最も安全)

≪注意事項≫
1. 本件評価は、不動産鑑定評価の手法に則ったものではありません。公開された情報のみを根拠とした「簡易評価」であり、実際に購入の判断をする際には、より詳細な調査が必要となります。
2. 本件評価の「リスク評価」は相対的なものです。防災上、“絶対に安全”といえる立地はありません。
3. 本件評価により損害や紛争が発生した場合でも、当社は責任を負いません。