【防災力:5】ファミールシティ武蔵関

「東南海トラフ地震」「首都直下地震」等の大地震や、千年に一度といわれるような「スーパー台風」「線状降水帯豪雨」等の大水害等に遭遇しても、家族の”命”と”財産”を守ることのできる可能性が高い不動産であるか否かを簡易評価します。
災害に強い不動産は資産性も保たれます。
※建物が壊れたら資産性どころの話ではないので。

物件名 ファミールシティ武蔵関

[所在地] 〒177-0051 東京都練馬区関町北5丁目19−32

防災力 Level 5
地盤 []台地、ボーリング調査に問題なし
浸水 []大きな浸水リスクなし
建物 []中層及び低層RC造建物
火災 []接道状況及び系統連続性は良好
※5段階評価で5が最も安全(判断基準はこちら)

 標高・地形

標高54mほどの台地に位置します。
「液状化」「埋没谷」等の地盤ハザードエリアに該当しません。

※ [国土地理院地図] → [土地の成り立ち・土地利用] → [土地条件図]

 表層地盤増幅率

表層地盤の地震時の揺れの大きさを示す地盤増幅率は”1.42~1.47″です。
都区内では低い方の数値であり、地震の際の揺れが小さく抑えられる可能性が高い場所です。
※地盤増幅率が”1.8”以上だと地盤が弱い(揺れやすい)とされます。推奨レベルは”1.6”以下です。

※ [J-SHIS Map(提供:防災科学技術研究所)] → [表層地盤]

【参照】高台立地が原則だが、高台でもダメな場所がある(J-SHIS Mapの見方)

近隣のボーリング調査

敷地内に公開されたボーリング調査地点はありません。
南東方にある同地形(台地)に存する調査地点では、表層面でN値3~4ありますが、深度10m過ぎまでN値が3ほどのままです。支持層には深度12mほどで到達するようです。
表層面に問題がなく、支持層も比較的浅いので、地盤の悪い場所ではありません。
※地層は、数メートル離れただけで大きく変わることがあるので、購入の際には、当該地の地盤調査報告書を取り寄せましょう。

浸水リスク

敷地の一部に約0.2mの浸水可能性が指摘されていますが、地形や標高から見て、敷地全体に大きな影響はないものと判断します。
※想定を超える大雨が降った場合には、内水氾濫の被害が拡大する可能性があります。

※ [東京都建設局 浸水予想区域図] → [浸水リスク検索サービス]

 建物

1996年3月竣工の中層RC造建物(地上8階建)及び低層RC造建物(地上3階建)です。施工会社は、準大手ゼネコンの「戸田建設」です。
中層及び低層のRC造建物なので、損壊リスクは低いものと判断します。
ただ、建物が少し古くなってきているので、修繕等のメンテナンスがきちんと行われているかのチェックは必須です。

 接面道路

北側都道(幅員約12m)、東側区道(幅員約4.8m~6m)の2本の道路に接面する角地です。区道との接道部分の一部は、敷地後退をして歩道を整備しています。
富士街道(都道)沿いなので、系統連続性は良好です。
接道状況及び系統連続性に問題はなく、火災時の災害リスクは低いと判断します。

地域危険度調査

東京都の「地震に関する地域危険度測定調査」によると、「関町北5丁目」の地域危険度は“1”(※)となっており、災害に強い地域であるとされています。
※地域危険度は、5段階評価で1が最も安全であることを示しています。

周辺環境他

「警視庁犯罪情報マップ」の「全刑法犯発生数2022年累計」を見ると、関町北5丁目は34件となっており、治安は“5段階で3番目のレベル”となっています。

 本マンションの総評

表層地盤増幅率が良好な台地です。
周辺のボーリング調査からは、大きな地盤リスクの兆候は見られませんでした。
大きな浸水リスクはないでしょう。
中層及び低層のRC造建物なので、建物損壊リスクは低いと判断します。
接道状況及び系統連続性に問題はなく、火災時の災害リスクは低いと判断します。

台地に位置し、表層地盤増幅率は良好で、周辺のボーリング調査からも地盤が悪くないであろうことが推察されます。その他のリスクも低いので、防災力を“レベル5”とします。(5段階評価で5が最も安全)

≪注意事項≫
1. 本件評価は、不動産鑑定評価の手法に則ったものではありません。公開された情報のみを根拠とした「簡易評価」であり、実際に購入の判断をする際には、より詳細な調査が必要となります。
2. 本件評価の「リスク評価」は相対的なものです。防災上、“絶対に安全”といえる立地はありません。
3. 本件評価により損害や紛争が発生した場合でも、当社は責任を負いません。