【防災力:4】シティハウス笹塚

「東南海トラフ地震」「首都直下地震」等の大地震や、千年に一度といわれるような「スーパー台風」「線状降水帯豪雨」等の大水害等に遭遇しても、家族の”命”と”財産”を守ることのできる可能性が高い不動産であるか否かを簡易評価します。
災害に強い不動産は資産性も保たれます。
※建物が壊れたら資産性どころの話ではないので。

物件名 シティハウス笹塚

[所在地] 〒168-0062 東京都杉並区方南1丁目41−18

防災力 Level 4
地盤 []表層地盤増幅率が比較的高い、谷底低地に近い切土地
浸水 []浸水可能性の指摘なし
建物 []2005年竣工の低層RC造建物
火災 []系統連続性は普通
※5段階評価で5が最も安全(判断基準はこちら)

 標高・地形

標高34mほどの谷底低地に近い切土地です。

※ [国土地理院地図] → [土地の成り立ち・土地利用] → [土地条件図]

 表層地盤増幅率

表層地盤の地震時の揺れの大きさを示す地盤増幅率は” 1.64~1.77”です。
都区内の武蔵野台地エリアではやや高い数値であり、地震の際の揺れが比較的大きくなる可能性がある場所です。
※地盤増幅率が”1.8”以上だと地盤が弱い(揺れやすい)とされます。推奨レベルは”1.6″以下です。

※ [J-SHIS Map(提供:防災科学技術研究所)] → [表層地盤]

【参照】高台立地が原則だが、高台でもダメな場所がある(J-SHIS Mapの見方)

近隣のボーリング調査

敷地内及び近隣の同地形(切土地)に公開されたボーリング調査地点はありません。
※敷地内及び近隣のボーリング調査地点が公開された場合には、地盤リスクの評価を見直す可能性があります。

浸水リスク

浸水可能性は指摘されていません。

※ [東京都建設局 浸水予想区域図] → [浸水リスク検索サービス]

 建物

2005年1月竣工の低層RC造建物(地下1階地上5階建)です。施工会社は、中堅ゼネコンの「鴻池組」です。大地震の際の損壊リスクは低いものと判断します。。

 接面道路

北側区道(幅員約5.2m)、南側区道(幅員約3m)、東側私道(幅員約4m)の3本の道路に接面する3方路地です。
北側接面道路から西方にある環七通りまでの経路の道路幅員は5m超を維持しているものの、直線的に整備された道路ではないので、系統連続性は普通と判断します。
緊急車両の通行に支障はないと思いますので、火災時の災害リスクは低いと判断します。

地域危険度調査

東京都の「地震に関する地域危険度測定調査」によると、「方南1丁目」の地域危険度は“4”(※)となっており、災害リスクがある地域とされています。
※地域危険度は、5段階評価で1が最も安全であることを示しています。

周辺環境他

「警視庁犯罪情報マップ」の「全刑法犯発生数2022年累計」を見ると、方南1丁目は30件となっており、治安は“5段階で3番目のレベル”となっています。

 本マンションの総評

表層地盤増幅率が比較的高い、谷底低地に近い切土地です。
浸水可能性は指摘されていません。
2005年竣工の低層RC造建物であり、大地震の際の損壊リスクは低いと判断します。
接道状況及び系統連続性に問題はなく、火災時の災害リスクは低いでしょう。

表層地盤増幅率が比較的高い、谷底低地に近い切土地なので、多少の地盤リスクを認めます。浸水リスク、建物損壊リスク、火災リスクはいずれも低いので、防災力を“レベル4”とします。(5段階評価で5が最も安全)

≪注意事項≫
1. 本件評価は、不動産鑑定評価の手法に則ったものではありません。公開された情報のみを根拠とした「簡易評価」であり、実際に購入の判断をする際には、より詳細な調査が必要となります。
2. 本件評価の「リスク評価」は相対的なものです。防災上、“絶対に安全”といえる立地はありません。
3. 本件評価により損害や紛争が発生した場合でも、当社は責任を負いません。