【防災力:4】The目黒桜レジデンス

「東南海トラフ地震」「首都直下地震」等の大地震や、千年に一度といわれるような「スーパー台風」「線状降水帯豪雨」等の大水害等に遭遇しても、家族のと”財産を守ることのできる可能性が高い不動産であるか否かを簡易評価します。
災害に強い不動産は資産性も保たれます。
※建物が壊れたら資産性どころの話ではないので。

物件名 The目黒桜レジデンス

[所在地] 〒153-0065 東京都目黒区中町2丁目45−8

防災力 Level 4
地盤 []表層地盤増幅率がやや高い、ボーリング調査もいま一つ
浸水 []浸水可能性の指摘なし
建物 []全体的に横長のどっしりとした形状
火災 []接道状況及び系統連続性は良好
※5段階評価で5が最も安全(判断基準はこちら)

 標高・地形

標高約29m~30mの台地です。

※ [国土地理院地図] → [土地の成り立ち・土地利用] → [土地条件図]

 表層地盤増幅率

対象地付近における、表層地盤(地表近くの地層)の地震時の揺れの大きさを示す地盤増幅率は”1.66”となっています。
都区内の武蔵野台地エリアではやや高い数値であり、地震の際の揺れが比較的大きくなる可能性がある場所です。
※地盤増幅率が”1.8”以上だと地盤が弱い(揺れやすい)とされます。推奨レベルは”1.6”以下です。

※ [J-SHIS Map(提供:防災科学技術研究所)] → [表層地盤]

【参照】高台立地が原則だが、高台でもダメな場所がある(J-SHIS Mapの見方)

近隣のボーリング調査

敷地内に公開されたボーリング調査地点はありません。
南方にある調査地点では、深度8mほどまで柔らかい地層があるようですが、深度10mくらいから支持層となります。
北方にある調査地点では、深度10mほどで一旦固い地層となりますが、深度17mほどでN値11の柔らかい地層となります。当該地点では、支持層までの表記がありません。
両地点とも表層面は柔らかい地層です。支持層の深さも推察でないので、地盤の良い場所ではないと判断します。
※地層は、数メートル離れただけで大きく変わることがあるので、購入の際には、対象地の地盤調査報告書を取り寄せましょう。

浸水リスク

浸水可能性は指摘されていません。

※ [東京都建設局 浸水予想区域図] → [浸水リスク検索サービス]

 建物

2005年10月竣工のRC造地下2階地上12階建です。施工会社は、準大手ゼネコンの「戸田建設」です。
建物は、少し複雑な形をしていますが、全体的に横長のどっしりとした形状であり、大地震の際の損壊リスクは低いものと判断します。

 接面道路

南東側(幅員約10.8m)、南西側(幅員約5.9m)の2本の区道に接面する角地です。北方にある都道へのアクセスも容易であり系統連続性も良好です。
接道状況及び系統連続性に問題はなく、火災時の災害リスクは低いと判断します。

地域危険度調査

東京都の「地震に関する地域危険度測定調査(第9回:令和4年9月公表)」によると、「中町2丁目」の地域危険度は“2”(※)となっており、災害に比較的強い地域であるとされています。
※地域危険度は、5段階評価で1が最も安全であることを示しています。

周辺環境他

「警視庁犯罪情報マップ」の「全刑法犯発生数2022年累計」を見ると、中町2丁目は16件となっており、治安は“5段階で2番目に安全なレベル”となっています。

 本マンションの総評

表層地盤増幅率がやや高く、ボーリング調査もあまり良くありません。
浸水可能性は指摘されていません。
全体的に横長のどっしりとした形状であり、建物損壊リスクは低いと判断します。
接道状況及び系統連続性に問題はなく、火災時の災害リスクは低いと判断します。

表層地盤増幅率がやや高く、ボーリング調査もあまり良くありませんので、地盤リスクは無視できません。浸水リスク、建物損壊リスク及び火災リスクは低いので、防災力を“レベル4”とします。(5段階評価で5が最も安全)

≪注意事項≫
1. 本件評価は、不動産鑑定評価の手法に則ったものではありません。公開された情報のみを根拠とした「簡易評価」であり、実際に購入の判断をする際には、より詳細な調査が必要となります。
2. 本件評価の「リスク評価」は相対的なものです。防災上、“絶対に安全”といえる立地はありません。
3. 本件評価により損害や紛争が発生した場合でも、当社は責任を負いません。