【防災力:5】ガーデンヴィラ芦花公園

「東南海トラフ地震」「首都直下地震」等の大地震や、千年に一度といわれるような「スーパー台風」「線状降水帯豪雨」等の大水害等に遭遇しても、家族のと”財産を守ることのできる可能性が高い不動産であるか否かを簡易評価します。
災害に強い不動産は資産性も保たれます。
※建物が壊れたら資産性どころの話ではないので。

物件名 ガーデンヴィラ芦花公園

[所在地] 〒157-0063 東京都世田谷区粕谷1丁目12−16

防災力 Level 5
地盤 []表層地盤増幅率が良好な台地
浸水 []大きな浸水リスクなし
建物 []2005年竣工のRC造地下1階地上10階建
火災 []系統連続性は普通
※5段階評価で5が最も安全(判断基準はこちら)

 標高・地形

標高45m超の「台地(一部、切土地)」に位置します。
東京都建設局が公開している「東京の液状化予測図」では「液状化の可能性がある地域」に敷地が含まれていますが、当該メッシュ内の位置や地形を見る限り、問題のない可能性が高いでしょう。
また、対象地は、12万年前~16万年前に作られたという「埋没谷(東京層下部基底面)」の範囲に該当しますので、大地震の際の揺れが大きくなる可能性があります。

※ [国土地理院地図] → [土地の成り立ち・土地利用] → [土地条件図]


※ 東京都建設局 → [東京の液状化予測図]

【参照】地下に「埋没谷」があると、何が悪いのか?

 表層地盤増幅率

表層地盤の地震時の揺れの大きさを示す地盤増幅率は”1.31″です。
都区内で優良レベルであり、地震の際の揺れが小さくなる可能性が高い場所です。
※地盤増幅率が”1.8″以上だと地盤が弱い(揺れやすい)とされます。推奨レベルは”1.6″以下です。

※ [J-SHIS Map(提供:防災科学技術研究所)] → [表層地盤]

【参照】高台立地が原則だが、高台でもダメな場所がある(J-SHIS Mapの見方)

近隣のボーリング調査

敷地内及び近隣に、公開されたボーリング調査地点はありません。
「埋没谷」の存在をボーリング調査から推察することはできませんでした。
※対象地や隣接地のボーリング調査の結果等が明らかになり地盤への影響が判明した場合には、地盤リスクの評価を見直す可能性があります。

浸水リスク

敷地の一部に0.4mほどの浸水可能性が指摘されていますが、地形等から見て、敷地全体に大きな影響を与えることはないものと判断します。
※想定を超える大雨が降った場合には、内水氾濫の被害が拡大する可能性があります。

※ [東京都建設局 浸水予想区域図] → [浸水リスク検索サービス]

 建物

●2005年7月に竣工したどっしりとした形状のRC造地上10階建です。施工会社は、スーパーゼネコンの「清水建設」です。
大地震の際における建物の損壊リスクは低いものと判断します。

 接面道路

幅員約6m~6.2mの区道と北東・北西で接道する準角地です。接面道路は、東側で行き止まりとなる道路であり、系統連続性は普通と判断します。
接道状況及び系統連続性に問題はなく、火災時の災害リスクは低いと判断します。

地域危険度調査

東京都の「地震に関する地域危険度測定調査」によると、「粕谷1丁目」の地域危険度は”1”(※)となっており、災害に強い地域であるとされています。
※地域危険度は、5段階評価で1が最も安全であることを示しています。

周辺環境他

「警視庁犯罪情報マップ」の「全刑法犯発生数2022年累計」を見ると、粕谷1丁目は8件となっており、治安は“5段階で1番安全なレベル”となっています。

 本マンションの総評

表層地盤増幅率の数値が良好な「台地」です。
大きな浸水リスクはないものと判断します。
2005年竣工のどっしりとした形状のRC造建物をスーパーゼネコンが施工しており、建物の損壊リスクは小さいと判断します。
接道状況及び系統連続性に問題はなく、火災時の災害リスクは低いです。

表層地盤増幅率の数値が良好な「台地」に位置するので、地盤リスクは低いと判断します(※)。建物損壊リスク及び火災リスク並びに浸水リスクも低いので、防災力を“レベル5”とします。(5段階評価で5が最も安全)
※対象地付近に公開されたボーリング調査地点がなく、「埋没谷」の影響を推察することができなかったための暫定評価とします。

≪注意事項≫
1. 本件評価は、不動産鑑定評価の手法に則ったものではありません。公開された情報のみを根拠とした「簡易評価」であり、実際に購入の判断をする際には、より詳細な調査が必要となります。
2. 本件評価の「リスク評価」は相対的なものです。防災上、“絶対に安全”といえる立地はありません。
3. 本件評価により損害や紛争が発生した場合でも、当社は責任を負いません。